いざというときのための、持ち歩ける隠しアドレス帳
携帯電話が登場したとき、何が便利と思ったかといえば、いつでもどこでも電話をかけたり受けたりできることはもちろん、電話番号を登録できたこと! これで、電話番号を覚えたり、アドレス帳を持ち歩かずに済むようになった。
しかしその半面、電話番号を覚えなくなったのも事実。実際、家族のケータイ番号なんて出だしの番号すら覚えていない。これでは、大地震が起きた際、携帯電話をどこかで失くしたり、バッテリが切れたら、家族と連絡が取れなくなってしまう。
ケータイキャリアは災害用伝言板サービスを提供しているが、これも電話番号がわからなければ使えないはず。
せめて家族の電話番号くらいいつでもわかるようにしておきたい。紙に書いたものを財布に入れておくという手もあるが、財布を落とした際に問題となる。
そこで考えたのが「隠しアドレス帳」。
いざというときに使えて、個人情報流出の心配もないものだ。
仕掛けは簡単。クレジットカード大の黒いプラスティック板を用意し、そこに黒い文字で電話番号が印刷された透明ラベルを貼る。いざというときには、ラベルをはがせば電話番号が見えるというもの。これなら財布を落としてだれかに拾われたとしても、パッと見、なんのカードかわからないはず。

このために用意したラベルは、用途を考え、キレイにはがせるタイプの透明フィルムラベル。そのラベルに、家族の電話番号とメールアドレス、さらに携帯電話を紛失した際にも使えるよう、携帯電話会社の連絡先も加え、印刷する。

念のため、文字を反転させて印刷した

楽勝、と思ったのも束の間、いきなり失敗作となってしまった。そう簡単に、カードと文字の色が同化するわけはなかったのだ。また、キレイにはがせるという仕様上、このラベルには特殊粘着加工が施されており、表面に無数の凸物がある。それにより、文字が余計に際立ってしまうようだ。


いろんな色でプリントしてみる
試行錯誤を重ねた結果、背景を黒くすると文字があまり目立たなくなることがわかった。ただし、単色の黒ではダメ。黒に赤、緑、青の色をわずかに加えるといいようだ。
背景色が黒となると、文字色も変えなければならない。こちらも試行錯誤の末、濃い目のグレーに落ち着く。あまり濃くするとカードからはがして透かしたときに見えづらくなるので、そのバランスを調整する。



ティッシュなどでこするとより効果的

ほかのカードと並べて違和感なし!?

ちゃんと文字が見えています


